夜も9時を過ぎてからAMラジオのチューニングメーターを回していくと、雑音に混じりながらも韓国語が流れてくる。この場合韓国語と言うと語弊があるかもしれない。むしろ38度線以北の国北朝鮮の放送の方が鮮明に聞こえてくるから、ハングル語を使用した音声が流れてくると言った方が正確かもしれない。
それぞれどの国からの電波かはすぐに分かると思う。演説調一辺倒に聞こえてきたらほぼ間違いなく北の便りである。冬のソナタよろしく甘ったるい声や笑い声が聞こえてきたらたぶん南が自国民向けに流している放送である。
数年前までNHK第一放送の周波数が999メガヘルツだった頃の深夜にラジオをつけると、必ず北からの便りが届いた。それが原因かどうかはわからないが、NHK第一の周波数は576メガヘルツに替わった。もちろん自らの住まう地域の話だ。
これは自論だが、北の国には 「愛」 と言う概念を持たせない、思わせない、許さないだろう政策上、ハングル語で言うところの 「愛→サラン」 と言う音声は、決してラジオから流れて来ることがないと思っている。すなわち 「愛」 などと言う言葉は現存する文献上認められるのは新約聖書に出てくるイエスキリスト以後に生まれた言葉であり、神を信じない国に 「愛」 はやはり存在しないだろう理由からだ。(と今のところ考えている。)
ということで、北からの便りにしろ、南の番組にしろハングルの聞き取り練習にはラジオが最適だということ。更にこれからの季節は空も青く澄みわたり、電波を邪魔する気候的障害物が少なく、長い夜に安上がりなラジオはうってつけだからだ。そしてしばらく聞きつけていると、使用している言葉の違い、大きく分けると漢字語を多く使っているほうが北からの便りで、南はいわゆるその国で生まれた言葉が多用されている、などということも分かってくる。日本人にとっては漢字語が便利なんだけど‥‥。
さあラジオのスイッチを入れチューニングしようかな。(ラジオは防災グッズの一つでもあるから一家に一台ですよね)
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