安倍総理の決断に

 嫌だな~やめたいな~と思う時は何度もある。

 背負っている責任の重さは天と地ほどの差こそあれ、その人が抱えられる器に応じてその役は与えられるものだと思っている。同時に自分の意思無きところにレールが敷かれることはないと思う。その役は複数人以上の団体が必要とする取りまとめ役・推進役である。ならば、その団体に所属する者はその役割を担う人物を盛り立て助ける役目があるはずだ。すなわち役という名前があろうがなかろうが立場に応じた役割分担がある。

 今回の辞任劇は、役を全うしようと努力する人間の背中を突付いたりひっぱたりする輩が多すぎた結果だと思う。端から役割分担を放棄した日本人が多すぎた。もっともレールそのものもしっかり敷かれていなかったといえるが。

 この国は現在進行中、留まることなく進行している。 

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憲法改正

 「日本国民自らが定める憲法にするため」 とは戦後占領下において押し付けられた憲法だからだと憲法改正論議を起こす。

 はて?と首を傾げてしまう。国会での質疑応答を聞いていると、憲法改正論者たちは各国(欧州)に出掛け、勉強してきたと言うではないか。他人に押し付けられた憲法が嫌だから、自分達の憲法を作りたいから論議を起こしているのに、よその国を見て回りそれぞれのいいところだけをつぎはぎする気だろうか?それが自分達で作る自分達の憲法と言えるだろうか?  という疑問を抱かずにおれない国会論議である。

 もともと日本人には不似合いな 「人権」 だとか 「民主主義」 だとかに惑わされているんじゃないだろうか?悠久の歴史を単一民族国家として存在しえた理由はなんだろうか?多くを語らずとも他人を思いやれる心があれば平和につながり、己をわきまえる心があればこれまた平和につながる。この国の人に与えられた特技がやはりこの国の生き方の基本になるはずだ。

 いずれにしてもこの国のあるべき理念とは?思想とは?をまず見つけないと。

 

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党首討論

 民主党の小沢一郎さんと自民党の安部晋三さんの党首討論をラジオで聞いた。

 冒頭小沢さんは 「言語明瞭、意味不明瞭にならぬよう」 うんぬんと言い、討論が始まったが、傍で聞くと、果たして討論になっていたのか?と考えてしまった。小沢さんが憲法改正論議について、対北朝鮮政策について一体何を言いたかったのか分からないし、質問が不明瞭だから安倍さんも応えようがない返答だった。
 
 東アジア諸国との関係改善行脚に始まった首相の船出は、北朝鮮の核実験実施により、その対応に追われる毎日となり、小泉さんが残した負の遺産解決という蛇行状態で、なんら国民の為の政策が見えてこない状況だ。
 先の予算委員会での質疑応答もしかりで、具体的政策を推進しようという安倍さんの姿勢がいまいちはっきりしないため、他党の質問も歯切れが悪い。小泉さんの時代とは大違いの国会論戦の場だった。首相が替わったからこの国が目指す方向まで変わるわけはないはずだ。 「郵政民営化」 とあまりに具体的な公約を推し進めた小泉さんの政権5年半は、わかりやすく見えやすかっただけに理想的・本質的な部分の欠如があったのではないかと考えてしまう。大局を見据えた政治を失った5年半だったと思う。
 小泉さん時代のホリエモン事件に代表される金にからむ大掛かりな事件は実に分かりやすい構図であり、極めて人間の本能・欲にからんでいたためにとても見えやすかった。反面、今後の安倍さん時代は北海道の女子児童自殺に絡む、教育監督現場でおこったいじめ隠蔽。そして男子中学生徒の自殺の原因になった担任教師のいじめ助長発言等々、本来目に見えない理性・精神にからむ問題が今後はますます増え、白日の下に晒されるであろうそんな時代になるだろう。

 今まで隠れて見えなかった正すべき問題がはっきりと見えている。それは目指すべき方向がはっきりしているということ。安倍さんにはこの国を厳しく指導してもらいたい。

 

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